ねこを見ていると、いろんな意味で脱力させられる。
次はこうくるか?というこちらの期待を見事に裏切って、さまざまな姿を
惜しげもなく披露してくれるねこ。それがどんなにまぬけな顔であろうと、
いかにおかしな姿だったとしても、猫自身はいたってまじめ。いつだって真剣勝負。
おもしろくさせよう。笑わせてやろうなんて思ってやってやしない。
まじめにパロディをやっているのだ。これまた笑止千万。至極おもしろいのだから参る。
その姿を目の当たりにすると、自分がいかに浅はかだったかを知り、
猫の思慮深さ、芸術的センスの高さを感じるのだ。
ねこはこちらのちっぽけな思惑どころか、思惑というカテゴライズの外側を平然と
モンローウォークで駆けぬけてゆく。城で言ったら
犬走りを
猫走り状態。
殿さまの膝上でひなたぼっこしているだろう…なーんて思ったらー
大間違いよーおんなのこー♪
まいった。ひざカックンのような、、してやられたあの感じ。
くやしいような、それでいて不思議とうれしいような…。
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