城跡めぐりの最中、道のドまんなかで、ためらいがちなジョニー(茶トラ猫)を発見。え?なぜジョニーだと知ってるかって?そりゃあ勝手に彼のイメッジからそう呼んでいるだけのことさ( ̄ー ̄)
物憂げに遠くを見つめてこうべを垂れる。ほろ苦い青春なんだね。悩めるジョニー。
一体どうしたっていうのさ?
元気だしなよ。セニョール(*゚▽゚)ノ
ちがうんだ。みんなわかっておくれ。ジョニーの頭の中は今あの子のことでいっぱいなのさ。
この先の生垣に、ついさっき、ホッソリした牛猫が身体に似合わずかなりの勢いで、ボスッボスッと突入していくのを彼は見ていたのだ。あの子にひとめぼれなのかい?
やめときな。やけどするよ。彼女はこのへんじゃあ、ちょっと名の知れたツンデレ猫だよ。
わたしが(心の声を大にして)止めるのも聞かずに走り出してしまったジョニー。こうなったら応援するよジョニー!がんばれジョニー!豆腐屋ジョニー!ジョニーといったら不死身のジョニー!
君はファンキ~モンキ~ベイベ~おどけてるよ~♪
けれどもさ~そのオシリの感じといい、シッポのくるりとした感じといい、ほんとに猫さまですか??柴犬さんがちょっとだけ入ってるよねぇ?
しばねこ
さしずめ柴猫ジョニーといったところだろうか。
彼は生垣のむこうのあの子が気になって、気になって、そわそわウロウロ。
ああ、そんなにあの子がいいのかい?てれってててっててん…♪。
あんたぁ…一体あの子のなんなのさ?
群馬は~沼田~沼田の柴猫~♪(※勝手に替え歌にするのはやめましょう)
ジョニーの恋が成就することを祈りつつ、その場をあとにしたわたしたちなのであった。
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