私は家に帰ると、まっさきにしじみに話しかける。
その日の出来事やら楽しみやら仕事の悩みやら。「どう思う?」「どうしようかな?」
「だよね?」「やっぱり?」「うん。しじみがそう言うならそうする~」
もちろんしじみは何も答えたりしない。
ただ、じーっとこちらを不思議そうに眺めてソッポ向いたりしているだけだ。
猫がソッポを向くのは愛情表現だからなぁ…ヽ(´▽`)/(ポジティブ)
はたから見れば自問自答の大きな独りごと。まるで独り芝居。人生夢芝居。
これが外だったなら「あなた大丈夫ですか?」と心配されてしまうだろう。
いつも話したいことや相談したいことが、たくさんあるので、仕方なく、
はしょってはしょって、しじみ[E:cat]に話すわけだ。
つまり私は夫に相談する前に猫に相談する妻なのである( ̄ー+ ̄)
すると、しじみはすべてお見通しというような顔をして、
私を見たり、外をぼんやり眺めたりしながら、シッポだけで適当な返事をする。
その知らんぷりしているような粋さに惚れぼれして、
また話しかけてしまう…という操られっぷり。
ねぇ…。やっぱり聞いてないでしょ?( ̄▽ ̄;)
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