今からちょうど20年前(年齢バレバレですな。笑)
18歳の誕生日にジョン・レノンの「ジェラスガイ」と「ウォーリーを追え!」という絵本を
今の夫がプレゼントしてくれた。(夫とは高校時代の同級生)
今は似たようなジャンルの本がたくさんあるが、当時はまだ流行りはじめる前で、
この「ウォリーを探せ!」シリーズはとても斬新だった。
内容を端的に説明すると、ウッディ・アレンみたいなおじさん(ウォーリー)が、
梅図かずお先生のような紅白ストライプのロングTシャツに帽子にメガネという
派手なイデタチで、色んな時代の色んな国で、さまざまな場所に同化してひそんでいる。
それを探し出すという単純明快なもの。本とゲームが融合した感じの絵本である。
同化というとカメレオン?いやいや。まだいる。同化の天才が。
猫である。猫は同化の天才である。
このことは以前、仕事で記事にしたので端的に書くが、、、、去年の10月。
しじみを保護し、わが家へ連れて来たばかりの頃。
いじめられていた記憶のせいで極度の人間不信だったしじみちゃん。
当然ながら、わたしと夫にまったくなついてくれず、猫と暮らしていながら、
家の中で猫の姿を見かけることがないという実に珍妙な日々をしばらく送ることになる。
わたしも夫も彼女を探すのに、ざらに毎朝、毎晩1時間は費やした。
なぜに見つけられなかったのか?室内のものと同化していたからである(笑)
しじみが隠れる場所は毎回ちがう。見事に予想を裏切り、毎回だし抜かれていた。
しじみは忍者のごとく隠れており、どこからか現れて、そしていつの間にか
お皿の中身は空っぽになっていたのである。今では懐かしい記憶だ。
さて、ボス猫さんが、どこにいるかわかるかな?

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